2026プレナスなでしこリーグ1部 第18節が各地で行われました。
今節は上位5チームのうち、2位・朝日インテック・ラブリッジ名古屋を除く4チームがすべて敗戦。ニッパツ横浜FCシーガルズは首位・静岡SSUボニータを破って4連勝、VONDS市原FCレディースは3位・オルカ鴨川FCを撃破して3連勝を飾りました。
また、岡山湯郷Belleはヴィアマテラス宮崎を相手に5得点で快勝。日体大SMG横浜も7連敗を止め、8試合ぶりの勝利を挙げています。
順位表の変動は小さかったものの、上位勢が相次いで敗れ、リーグの勢力図に変化が見られた第18節。
今節も全6試合を観戦した中から、当サイト独自の視点で印象に残った11名を選出します。
選出基準
得点やアシストだけでなく、試合への影響度、守備面での貢献、チームの勝点獲得への関与なども評価しています。
公式選出ではなく、当サイト独自の視点によるベストイレブンです。
ひとつの企画としてお楽しみください。
なでしこリーグ1部 第18節 個人的ベストイレブン
※⚽は記録した得点数です。
GK 山田 二千華|VONDS市原FCレディース
オルカ鴨川FCとの千葉ダービーにおいて、後半に反撃を強めたオルカの河野有希が最終ラインの背後へ抜け出した場面で好セーブ。太田凪砂の枠を捉えたヘディングシュートにも対応し、チームの完封勝利に貢献した。
大雨という難しい条件の中、オルカが攻勢を強めた時間帯にゴールを許さず大きな存在感を放った。
DF 俣野 佑果|ニッパツ横浜FCシーガルズ
首位・静岡SSUボニータとの一戦で、積極的なプレスが決勝点につながった。
33分、静岡の選手に対する俣野のプレスがGKへのバックパスを誘発。岡百々花の決勝点につながった。
最終ラインの一員として静岡を無得点に抑えただけでなく、前からボールを奪いにいく積極的な守備でも、チームの4連勝に貢献した。
DF 小堀 菜緒|VONDS市原FCレディース
オルカ鴨川FCとの一戦で、39分にショートコーナーから味方が送ったクロスに競り勝ち、ヘディングで貴重な追加点を記録した。
守備でもオルカを無得点に抑えたVONDS最終ラインの一角として貢献。得点と完封の両面で結果を残した。
DF 松村 菜美|愛媛FCレディース
伊賀FCくノ一三重戦で、相手のスピードと運動量を生かしたサイド攻撃に対し、粘り強い守備で対応。攻撃面でも、後半終盤には前方へのパスで田上歩実の抜け出しを引き出し、決勝ゴールの起点となった。攻守両面で愛媛の接戦勝利に貢献した。
MF 櫻庭 琴乃|VONDS市原FCレディース
オルカ鴨川FC戦で、難しいピッチコンディションの中でもボールを収め、ドリブルとシュートで攻撃を前進させた。
18分の先制点も、櫻庭が放ったシュートがクロスバーに当たり、そのこぼれ球を増原遥花が押し込んだことから生まれている。
守勢に回った終盤にもボールを相手陣に運び、陣地を回復させながら時間を使った。攻撃面だけでなく、試合を終わらせるためのプレーでも貢献した。
MF 増田 玲那|伊賀FCくノ一三重
愛媛FCレディースとの一戦において、中盤で攻撃を組み立てながら、後半終盤には高い技術を生かした同点ゴールを決めた。
愛媛に敗れはしたが、攻撃の起点としての貢献度と、個人技による得点の両方で大きな存在感を見せた。
MF 安積 和季|日体大SMG横浜
スフィーダ世田谷FC戦で、厳しいプレスを受ける中、狭いスペースでもボールを失わず、パスやドリブルを使って攻撃を前進させた。
後半開始直後の3点目でも、中盤で奪ったボールを柴原希保へつなぎ、髙橋光莉の得点につながるカウンターに関与。
日体大が7連敗を止めた一戦で、守備から攻撃への切り替えを支え、中盤で存在感を示した。
MF 沖田 有由|岡山湯郷Belle
ヴィアマテラス宮崎戦で2ゴールの活躍。
1ゴール目は、自らパスをインターセプトして攻撃を開始。その後もプレーを止めず、国吉花吏埜のシュートがクロスバーを叩いたこぼれ球にすばやく反応した。
2得点だけでなく、サイドでの上下動や守備への貢献を含め、湯郷の5得点につながる戦い方を体現した選手のひとり。
FW 岸波 美采|岡山湯郷Belle
ヴィアマテラス宮崎戦において、相手のビルドアップに対してサイドで鋭く寄せてプレーを制限、先制点につながるボール奪取を誘発した。
41分の新谷楓華の得点、54分の沖田有由の得点でも、岸波がゴール前へボールを供給している。
自身に得点こそなかったものの、守備の狙いを実行し、複数得点につながる攻撃を作った働きで存在感を示した。
FW 安齋 結花|愛媛FCレディース
伊賀FCくノ一三重戦において、開幕戦以来の先発起用に応える活躍を見せた。前線からの継続的なプレスで伊賀の最終ラインに圧力をかけ、パスコースを限定。相手の強みのひとつである後方からの組み立てを制限した。
68分には川﨑和奏のシュートのこぼれ球に素早く反応し、勝ち越しゴールを記録。
得点だけでなく、前線からの献身的な守備でも勝利に貢献した。
FW 岡 百々花|ニッパツ横浜FCシーガルズ
静岡SSUボニータ戦で決勝点を記録。相手のGKへのバックパスを最後まで追い、GKより先にボールへ触れてゴールネットを揺らした。
後半にも連続攻撃の最後に左足でシュートを放ち、ゴールポストの角を直撃。
攻撃時には相手最終ラインの背後への飛び出しを繰り返し、守備でも継続的なプレスとスプリントで貢献。決勝点だけでなく攻守にわたって存在感を示し、首位撃破とチームの4連勝に貢献した。
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