【第19節 個人的ベストイレブン】終盤戦、上位争い・残留争いの中で輝いた11名|2026プレナスなでしこリーグ1部

週間ベストイレブン

2026プレナスなでしこリーグ1部は第19節。

前節は上位5チームのうち4チームが敗れ、リーグの勢力図に変化が見られました。

迎えた今節、首位・静岡SSUボニータは4位・ヴィアマテラス宮崎に2-1で逆転勝利。
ニッパツ横浜FCシーガルズは日体大SMG横浜との横浜ダービーを制し、連勝を5に伸ばしました。

伊賀FCくノ一三重は岡山湯郷Belleに4-1で逆転勝利。愛媛FCレディースはASハリマアルビオンを3-0で下し、1部残留を確定させました。

一方、3連勝中だったVONDS市原FCレディースはスフィーダ世田谷FCに0-1で敗戦。連勝が止まり、最下位からの脱出もなりませんでした。

なお、オルカ鴨川FCと朝日インテック・ラブリッジ名古屋の一戦は、台風25号の影響により、10月11日に延期されています。
今節は予定されていた6試合のうち、5試合のみの開催となりました。

今回は、開催された全5試合を観戦した中から、当サイト独自の視点で印象に残った11名を選出します。

選出基準

得点やアシストだけでなく、試合への影響度、守備面での貢献、チームの勝点獲得への関与なども評価しています。

公式選出ではなく、当サイト独自の視点によるベストイレブンです。
ひとつの企画としてお楽しみください。

※オルカ鴨川FCと朝日インテック・ラブリッジ名古屋は本記事執筆時点で試合を行っていないため、選出対象外としています。

なでしこリーグ1部 第19節 個人的ベストイレブン

※⚽は記録した得点数です。

横山 久美
静岡SSUボニータ
FW
近藤 彩優子 ⚽⚽
愛媛FCレディース
FW
小澤 寛 ⚽
ヴィアマテラス宮崎
FW
室井 胡心 ⚽
ニッパツ横浜FCシーガルズ
MF
坂本 理保
ヴィアマテラス宮崎
MF
中島 咲友菜 ⚽
静岡SSUボニータ
MF
増田 玲那
伊賀FCくノ一三重
DF
秦 美結
伊賀FCくノ一三重
DF
彦坂 桃花 ⚽
静岡SSUボニータ
DF
上西 可奈子
静岡SSUボニータ
DF
後藤 優香
ヴィアマテラス宮崎
GK

GK 後藤 優香|ヴィアマテラス宮崎

首位・静岡SSUボニータの攻勢を受けた後半、ゴール前で存在感を発揮。

静岡・中島咲友菜に許した決定的なシュートを阻止するなど、粘り強くゴールを守った。チームは逆転負けを喫したものの、宮崎の守護神として静岡の猛攻を数多く防いだ。最後まで接戦を維持するうえで大きな役割を果たした。

DF 上西 可奈子|静岡SSUボニータ

ヴィアマテラス宮崎との上位対決で、前半は相手の強度の高い守備と縦に速い攻撃に苦しみ、守備に追われる時間も長かった。それでも最少失点で耐えた後、後半は積極的なオーバーラップで攻撃を活性化。

51分には横山久美からパスを受けてクロスを送り、中島咲友菜の同点ゴールをアシストした。その後も右サイドから決定機を演出し、攻守にわたって逆転勝利を支えた。

DF 彦坂 桃花|静岡SSUボニータ

ヴィアマテラス宮崎の強度の高いプレスと縦に速い攻撃を受けた前半、最終ラインで粘り強く対応し、最少失点で折り返す守備を支えた。

後半も最終ラインを支えながら、87分には服部花音のCKから生じたこぼれ球に反応し、ヘディングで逆転決勝ゴールを記録。守備でチームを支え、攻撃では勝敗を決める大仕事を果たした。

DF 秦 美結|伊賀FCくノ一三重

岡山湯郷Belle戦ではセンターバックから積極的に縦パスやフィードを供給し、平田ひなのを起点とする攻撃を支えた。

最終ラインを押し上げてセカンドボールの回収にも貢献。相手CKを跳ね返した直後には自ら中央をドリブルで駆け上がるなど、伊賀の縦への推進力を体現した。

DF 増田 玲那|伊賀FCくノ一三重

岡山湯郷Belleとの一戦で主に左サイドバックとしてプレーし、豊富な運動量で攻守に貢献。

唐沢芽依との連係から高い位置へ進出し、湯郷のサイドを繰り返し揺さぶった。セットプレーでも精度の高いキックを披露。前半終了間際の逆転ゴールにつながるCKを供給し、67分には松田吏真の追加点をアシストした。
左サイドからの積極的な攻撃参加と、セットプレーでの得点創出を高く評価した。

MF 室井 胡心|ニッパツ横浜FCシーガルズ

日体大SMG横浜戦では中盤まで下がってボールを受け、味方につないでから再び前線へ飛び出す動きで攻撃を牽引。

前半には權野貴子、田村かのん、岡百々花との連係からボールを受け、ドリブルで前進して鮮やかなミドルシュートを決めた。
ニッパツの持ち味である速い攻守の切り替えを体現し、チームの5連勝に貢献した。

MF 坂本 理保|ヴィアマテラス宮崎

静岡SSUボニータ戦では中盤に配置され、横山久美へのパスコースを意識しながら中央の守備を引き締めた。

球際での素早い寄せによって静岡の攻撃を制限し、21分の先制点につながるボール奪取の場面でも重要な役割を果たした。
チームは敗れたものの、前半に宮崎が主導権を握るうえで大きな存在感を示した。

MF 中島 咲友菜|静岡SSUボニータ

ヴィアマテラス宮崎戦では横山久美が厳しく対応される中、相手を背負ってボールを収め、ドリブルやパスで攻撃を前進させた。

厳しい守備を受けながらも攻撃の起点となり、同点ゴールも記録。前半の劣勢から後半の逆転へとつながる攻撃を支えた働きが際立った。

第19節5試合中、屈指のパフォーマンスを放った選手。

FW 横山 久美|静岡SSUボニータ

ヴィアマテラス宮崎戦では厳しいマークを受け、前半は自由にボールを受ける機会が限られた。しかし後半は低い位置まで下がって相手を引きつけ、味方の攻撃参加を促した。

自らの得点にこだわらず、味方の攻撃参加を促しながらゴールにも向かう。攻撃の選択肢を広げ、逆転勝利につなげた働きを評価した。
また、自身も相手を背負いながら力強いドリブルで相手ゴールに向かいシュートを放つなど、今季の静岡の力強さと勝利への意志を体現した。

FW 小澤 寛|ヴィアマテラス宮崎

静岡SSUボニータ戦では最前線でボールを収めながら、中盤に下がって攻撃の組み立てにも参加。味方との連係から相手最終ラインの背後を狙う動きを繰り返した。

21分にはゴール前のこぼれ球を拾い、右足のシュートで先制点を記録。前半に宮崎が首位チームを押し込んだ攻撃の中心として大きな存在感を示した。

FW 近藤 彩優子|愛媛FCレディース

ASハリマアルビオン戦で2得点を記録。先制点では桜井由衣香のクロスに頭で合わせ、後半には平塚万貴のパスを受けて右足のミドルシュートを決めた。

得点以外でも、相手が攻勢を強めた場面でドリブルによってボールを前進させ、守備を立て直す時間を作った。決定力と推進力の両面で3-0の勝利に貢献した。チームの一部残留を決めた試合で大きな仕事を果たした。

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2026プレナスなでしこリーグ1部第19節を総括。首位・静岡SSUボニータが宮崎に2-1で逆転勝利し、勝点39に。ニッパツは5連勝、伊賀も湯郷に4-1で快勝。愛媛は2連勝で1部残留を確定し、VONDSの連勝は3でストップ。全5試合のレビューと順位変動、次節の展望を紹介します。

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